久米島古典民謡大会
開催日
2023年1月14日(土)開催地
沖縄県久米島町仲泊 具志川農村環境改善センターみどころ
久米島で古くから愛されてきた島唄が、三線独特の旋律に合わせて歌い競われる、「久米島古典民謡大会」。
小・中学生の部と一般の部に分かれ、それぞれに与えられた課題曲が、情感たっぷりに歌い込まれます。
歌詞に込められた想いや三線文化に触れることで、唄三線の世界をより一層楽しむことができます。
伝統的な島唄を情感たっぷりに歌い競う。 「久米島古典民謡大会」
久米島に古くから伝わる島唄が、三線の音色に乗って歌い継がれる、「久米島古典民謡大会」。
久米島の唄三線は、生活に深く根差した心のよりどころとなっており、島を愛する参加者の想いが、情感豊かに表現されていきます。
琉球王国時代に中国から伝来したとされる三線は、沖縄地方で独自の発展を遂げたもので、軽やかで情緒溢れる音色が、悠久の時へといざないます。
久米島で愛されてきた美しい旋律。
久米島古典民謡大会は、小・中学生の部と一般の部に分かれ、それぞれに課題曲が指定されています。
小・中学生の部は「木綿花節(むみんばなぶし)」、一般の部は「久米阿嘉節(くみあかぶし)」で、どちらも古くから島で愛されてきた代表的な島唄。
独特の言葉が三線の旋律と相まって、聞いているだけでも美しい島唄ですが、歌詞の意味を知ることで、より一層古謡の魅力を感じることができます。
三線の楽譜は、漢字が並んだ「工工四(くんくんしー)」と呼ばれる特徴的なもの。
三線の音階は「ラ」の音が抜けた独特のもので、それが沖縄らしさに繋がっているともいわれています。
伝承される島唄への想い。
大会前には、参加者による記念植樹が行われています。
三線の材料となる黒木を植樹し、久米島に根付いた唄三線の伝統が、未来へと受け継がれていくよう願いが込められています。
また、島には古典音楽研究所もあり、唄三線を後世へと伝承しています。
開催情報
開催日
2023年1月14日(土)
開催場所
沖縄県久米島町仲泊 具志川農村環境改善センター
琉球王朝時代からの歴史を紡ぐ久米島の島唄が歌い競われる、「久米島古典民謡大会」。
独特の進化を遂げた三線の音色と共に、島で古くから愛されてきた島唄が歌い繋がれます。
久米島の古典民謡に対する熱い思いが「久米島古典民謡大会」として結実し、今年度が第12回大会となります。
住所
沖縄県久米島町仲泊730 (具志川農村環境改善センター)
アクセス
車 / 久米島空港より約10分
電車 / 久米島空港よりバス・徒歩で約15分