まつりの遺伝子
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まつりの遺伝子

高千穂の夜神楽たかちほのよかぐら

開催日

2022年11月19日(土)~2023年2月11日(土・祝)

開催地

宮崎県西臼杵郡(にしうすきぐん)高千穂町内

「高千穂の夜神楽」みどころ紹介 2022年11月19日 開催

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みどころ

高千穂の夜神楽は、毎年11月中旬から翌年の2月上旬にかけて、宮崎県西臼杵郡(にしうすきぐん)高千穂町内の20の集落(里)で奉納されます。

夜神楽とは、その集落ごとの氏神(うじがみ)を招き、神楽宿(かぐらやど)と呼ばれる民家や公民館で夜を徹して三十三番の神楽を一晩かけて奉納する昔からの神事です。

例祭日は集落によって異なります。

1978年に国の重要無形民俗文化財に指定されました。

 

夜神楽の季節以外でも高千穂の夜神楽を楽しめるのが「高千穂神楽」です。

高千穂神社境内の神楽殿では、毎晩20時から1時間、三十三番の神楽の中から代表的な四番「手力雄の舞」・「鈿女の舞」・「戸取の舞」・「御神体の舞」を公開しています。

 

 

 

神話や伝説の神々が総出演

 

 

 

 

各集落で夜を徹して三十三番の神楽を奉納する高千穂の夜神楽は、天照大神(あまてらすおおみかみ)をはじめ、日本の神話や伝説の中に登場する神々が総出演します。

各集落では舞う順番などが前後したり、題目が変わったり、それぞれの集落で舞いものが異なります。

同じ夜神楽でも違った趣があり、いくつかの夜神楽を見るのもまた違った面白さがあります。

 

高千穂の里人が祀る神の中心は、荒神様と呼ばれる山の神と五穀豊穣をもたらす水源の神です。

それは山から降臨し、里人と共に舞い遊び、別れを惜しんで帰られる神であり、里人を守護する神でもあります。

 

 

 

よど七番

 

 

高千穂の夜神楽の一番から七番までをよど七番と呼びます。

普通には、この七番で願成就(がんじょうじゅ)となります。

このよど七番では、神々が天孫降臨(てんそんこうりん)の場を固めて、国造りをしたことを表しています。

中でも神降(かみおろし)・鎮守(ちんじゅ)・杉登(すぎのぼり)の三つを指す「式三番」は最も重要で、必ず舞います。

また、よど七番が終わった後も、安産祈願の舞・厄難を払う舞・豊作を祈る舞など様々な舞が続きます。

 

 

 

岩戸五番

 

 

 

 

夜明け頃に行われる岩戸五番は、夜神楽の中でも大変人気のある舞です。

※集落(里)によっては六~七番あることもあります。

 

天照大神が天岩戸(あまのいわと)に隠れられてしまった折に、岩戸の前で天鈿女命(あめのうずめのみこと)が調子面白く舞ったことにより神々が大笑いし、不審に思った天照大神が姿を表したという日本神話が題材にされております。

開催情報

開催日
2022年11月19日(土)~2023年2月11日(土・祝)

※毎年、開催日・開催期間が異なりますのでご注意ください。

 

高千穂神社では夜神楽の一部を抜粋した「高千穂神楽」を365日毎晩、奉納しています。
本来は夜を徹し舞う夜神楽ですが、抜粋した四番のみを舞い、約1時間だけ神楽の楽しさや文化に触れていただきます。

詳しくはコチラをご覧ください。

 

 

高千穂の夜神楽は、毎年11月中旬から翌年の2月上旬にかけて、宮崎県西臼杵郡(にしうすきぐん)高千穂町内の20の集落(里)で奉納されます。
夜神楽とは、その集落ごとの氏神(うじがみ)を招き、神楽宿(かぐらやど)と呼ばれる民家や公民館で夜を徹して三十三番の神楽を一晩かけて奉納する昔からの神事です。
例祭日は集落によって異なります。
1978年 国の重要無形民俗文化財に指定されました。

 

 

住所
宮崎県西臼杵郡高千穂町三田井1037(高千穂神社)

 

 

アクセス
車/九州中央自動車道「山都中島西(やまとなかしまにし)インター」から約50km
電車/JR日豊本線 延岡駅からバスで約90分 高千穂バスセンター下車

アクセス