ホーランエンヤ
開催日
2023年1月8日(日)開催地
大分県豊後高田市御玉 桂川流域「ホーランエンヤ」みどころ紹介 2023年1月8日 開催
みどころ
ホーランエンヤは江戸時代中期ごろから約400年続く、新年の祝いと豊漁と航海の安全を祈願する祭りです。
祭りの名前である船を漕ぐ時の掛け声「ホーランエンヤ」は、「宝来栄弥」に起源する説や「蓬莱へ、蓬莱へ」が変化したといわれています。
大分県の選択無形民俗文化財で、おおいた遺産にも選定されています。
厳寒の川に飛び込む若者
大漁旗や万国旗・五色の紙をつけた笹竹などで華やかに飾られた宝来船は、漕ぎ手である締め込み姿の若者や囃子方・踊り子などを乗せ、「ホーランエンヤ エンヤサノサッサ」と掛け声をあげながら、桂川河口にある琴平宮から1kmほど上流にある若宮八幡宮を目指します。
両岸の観衆から祝儀が出されると、漕ぎ手の若者が厳寒の川に飛び込んで、泳いで受け取りに行きます。
水しぶきを上げて若者が飛び込むと、観客からは大きな歓声と拍手が沸きおこります。
船からは観衆めがけて紅白の祝い餅が投げられます。
“新春の福”を掴もうと観衆も船の動きにあわせて大移動します。
こうしてジグザグと若宮八幡神社まで漕ぎのぼります。
到着すると若者たちは走って神社に参拝。
豊漁と航海の安全を祈願します。
海の男の心意気を示すこの祭りは、島原藩の飛び地だった江戸時代中期に領内の年貢米を大阪の蔵屋敷に運ぶ船の航海安全を祈って始められたといわれています。
由来
祭りは江戸時代中期ごろ始められました。
当時、高田地区は島原藩の飛び地で、高田陣屋が置かれていました。
島原や大阪の蔵屋敷に年貢米や物資を運ぶ回船の重要な港で、その航海の無事を祈ったことが由来といわれています。
さらには豊前海での豊かな漁獲を願うものでもありました。
このようなお祭りは広島県の尾道市・島根県の松江市などでも行われています。
開催情報
開催日
2023年1月8日(日) 午前9:30出船
開催場所
大分県豊後高田市御玉の桂川流域
ホーランエンヤは江戸時代中期ごろから約400年続く、新年の祝いと豊漁と航海の安全を祈願する祭りです。
祭りの名前である船を漕ぐ時の掛け声「ホーランエンヤ」は、「宝来栄弥」に起源する説や「蓬莱へ、蓬莱へ」が変化したといわれています。
大漁旗や万国旗・五色の紙をつけた笹竹などで華やかに飾られた宝来船は、漕ぎ手である締め込み姿の若者や囃子方・踊り子などを乗せ、「ホーランエンヤ エンヤサノサッサ」と掛け声をあげながら、桂川河口にある琴平宮から1kmほど上流にある若宮八幡宮を目指します。
両岸の観衆から祝儀が出されると、漕ぎ手の若者が厳寒の川に飛び込んで、泳いで受け取りに行きます。
大分県の選択無形民俗文化財で、おおいた遺産にも選定されています。
住所
大分県豊後高田市御玉(桂川流域)
アクセス
車/東九州自動車道「宇佐インター」から約20分
電車/JR日豊本線 宇佐駅からバスで15分 バス停・豊後高田下車