平戸子泣き相撲
開催日
※本年度の開催は中止となりました。開催地
長崎県平戸市岩の上町 最教寺奥之院みどころ
立派な化粧まわしを身につけた赤ちゃんが、東西に分かれて泣き声を競う、「平戸子泣き相撲」。
早く泣いた方が勝ちとされていますが、時には笑顔を振りまいたり、寝てしまう子も。
約400年前の故事に由来する歴史あるお祭りで、赤ちゃんの泣き声が幸せをもたらします。
堂々たる赤ちゃん力士たちの土俵入り。
「子泣き相撲」では、紅白の座布団が置かれた土俵に、東西から赤ちゃんが入場します。
頭にはねじり鉢巻き、法被を着て化粧まわしをつけた堂々たる姿で登場。
赤ちゃん同士が向かい合うと、いよいよ子泣き相撲のスタートです。
子泣き相撲に参加する赤ちゃんは、ねじり鉢巻き・法被・化粧まわしを借りることができます。
着付けも手伝ってもらえるので安心です。
子泣き相撲は、誰でも参加できるので、全国から参加者が訪れます。
中には、オーストラリアなど、海外からの参加者も。
約150組にも及ぶ熱戦が繰り広げられます。
泣き声が幸せをもたらす、「子泣き相撲」。
子泣き相撲では、赤ちゃん同士、どちらが早く泣くかを競います。
行司の「泣いたが勝ちよ、はっけよい」との掛け声とともに、元気な泣き声が境内に響きます。
どちらも泣かないと、軍配代わりのしゃもじでほっぺたを触り、「遠慮するなぁ」などの掛け声が飛ぶことも。
稀に笑顔を振りまく赤ちゃんや、寝てしまう赤ちゃんもいて、会場は観客の大きな歓声や笑い声で包まれます。
赤ちゃんの泣き声で悩み事が解消。約400年伝承される祭り。
平戸子泣き相撲は、400年以上の歴史があるといわれています。
平戸藩の初代藩主である松浦鎮信(しげのぶ)が亡霊に悩まされていた際、最教寺を参詣すると赤子の泣き声が聞こえ、亡霊が退散したという言い伝えがあり、このことが起源とされています。
赤ちゃんの泣き声によって笑いが広がる、心温まるお祭りです。
開催情報
開催日
※本年度の開催は中止となりました。
開催場所
長崎県平戸市岩の上町 最教寺奥之院
赤ちゃんの大きな泣き声が、笑顔と幸せを運ぶ、「平戸子泣き相撲」。
早く泣いた方が勝ちとなり、300人150組近い参加者による、可愛らしい熱戦が繰り広げられます。
約400年前、赤ちゃんの泣き声で亡霊が退散したとの言い伝えがあり、これを起源として毎年節分の日に行われています。
住所
長崎県平戸市岩の上町1206-1 (最教寺)
アクセス
車 / 西九州自動車道「佐々インター」より約40分
電車 / 松浦鉄道 「たびら平戸口駅」よりバス・徒歩で約20分