まつりの遺伝子
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まつりの遺伝子

武雄の流鏑馬たけおのやぶさめ

開催日

2022年10月22日(土)~23日(日)

開催地

佐賀県武雄市 武雄神社

日本テレビ「まつりの遺伝子」 10月16日放送

「武雄の流鏑馬」みどころ紹介 2022年10月22日 開催

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みどころ

武雄の流鏑馬(やぶさめ)は800年以上の伝統を誇る流鏑馬で、1185年 平家討伐のため源頼朝が武雄神社に戦勝祈願を行ったところ、苦戦していた壇ノ浦の合戦で、武雄神社の白鷺(しらさぎ)が飛来し激励して戦(いくさ)に勝つことができました。

翌年の1186年、源頼朝がその礼として御教書(みきょうしょ)を呈し、勅使(ちょくし)と共に武雄神社に赴かせたところ、これを迎えた武雄領主が流鏑馬を奉納したのが始まりと言い伝えられています。

1995年 武雄市の重要無形民俗文化財に指定されました。

 

 

流鏑馬

 

 

 

武雄神社参道の250m余りの馬場を、砂塵を巻き上げながら疾走する馬の上で、素早く3つの的めがけて矢を放つ。

この妙技は見る人々を大いに盛り上げ、魅了します。

 

 

 

本祭(ほんさい)

 

 

武雄の流鏑馬は毎年10月23日に行われます。

本年度は下記のようなスケジュールとなりました。

 

 

◆ 勅使・流鏑馬行列(上り馬)10:40 ~ 11:40 

 

 

後鳥羽上皇の勅使と御家人らに扮した総勢100人による流鏑馬行列が「上り馬」です。

八並(やつなみ)地区から武雄神社までの約2kmの道のりを1時間かけて練り歩きます。

雅な衣装を身にまとい、武雄市内を巡る姿は、華麗な絵巻を思わせます。

 

※本年度はコースが変更となっています

 

 

◆ 神事(流鏑馬)12:00~13:30

勅使・流鏑馬行列が武雄神社に到着して、勅使と流鏑馬の射手(いて)は浄めの池で身を清め、神事に臨みます。

 

 

◆ 馬場見せ 13:30~14:00

 

 

神事が終わると勅使・流鏑馬行列は馬場へと移動し、諸役が配置につきます。

武雄神社の参道に整備された馬場は全長255m。

ここでは馬場を清める馬場透し(ばばとおし)や安全を祈願する楊扇(ようせん)の儀が行われます。

 

 

◆ 奉射 14:00~15:00

 

 

 

流鏑馬の奉射と競射(きょうしゃ)が行われます。

馬は物凄いスピードで駆け抜け、砂ぼこりが舞い上がり、その躍動感は迫力満点です。

その馬の上から的を狙うのは至難の業。

矢が的に当たると会場からは拍手喝采が起こります。

 

 

◆ 勅使・流鏑馬行列(下り馬)15:10~16:10

奉射が終わり、当たり的渡しが済むと、勅使・流鏑馬行列が八並地区へと戻る「下り馬」へとなります。

行列は市街で追い馬をし、八並公民館に戻ったところで締めが行われ、華麗なる勅使・流鏑馬が幕を閉じます。

 

 

 

エイトウ

 

毎年10月22日に行われる前夜祭、宵のまつりを「エイトウ」と呼びます。

壇ノ浦の合戦で勝利し勅使を送った際に、奉献の品を武雄神社に届ける行事があり、これが今に伝えられています。

「エイトウ」とは空になった唐櫃(からびつ)を青竹で叩いて叫ぶハヤシ言葉。

無病息災を祈念して「エイトウ・エイトウ」と囃しながら町を練り歩きます。

開催情報

開催日
2022年10月22日(土) 宵のまつり・23日(日) 本祭

 

開催地
佐賀県武雄市 武雄神社

 

800年以上の伝統を誇る武雄の流鏑馬。
武雄神社の参道の250m余りの馬場を疾走する馬の上で、素早く3つの的めがけて矢を放つ妙技は、人々を大いに盛り上げ魅了します。
1995年 武雄市の重要無形民俗文化財に指定されました。

 

住所
佐賀県武雄市武雄町大字武雄5335

 

アクセス
車/長崎自動車道「武雄北方インター」から約10分
西九州自動車道「武雄南インター」から約15分
電車/西九州新幹線・JR佐世保線 武雄温泉駅から約1.2km(徒歩12分)

アクセス