まつりの遺伝子
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まつりの遺伝子

春日の婿押しかすがのむこおし

開催日

2023年1月8日(日) (成人の日の前日) ※本年度は「宿の行事」のみ開催となります。

開催地

福岡県春日市春日 春日神社
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みどころ

押しくらまんじゅうのように、手荒く花婿を祝福する、「春日の婿押し」。

締め込み姿で寒中の池に飛び込み、神酒樽を奪い合う「樽せり」なども行われ、春日神社一帯が熱気につつまれます。

子どもが主役となる行事もあり、地域全体で親しまれ伝承されてきた行事です。

 

 

将来の立派な花婿候補!子どもたちによる「樽取り」

 

 

婿押しは、左義長への点火から始まります。

まず、主役となるのは子どもたち。

締め込み姿の子どもたちが、大人顔負けの迫力で、青年が守る樽を奪いに行きます。

 

 

その後に行われるのが、新郎新婦のお披露目となる「宿の行事」。

花婿の挨拶から、花婿と花婿抱きの盃など、古くから伝わる一連の行事が執り行われます。

 

 

 

 

寒中の池に飛び込み、豪快に樽を割り、奪い合う。 「樽せり」

 

 

宿の行事を終えた花婿は、氏子たちと共に締め込み姿となり、青年団長は樽を抱えて池へと飛び込みます。

神酒樽を奪い合う、「樽せり」のスタートです。

割れた樽片を神棚に供えると、五穀豊穣、及び運が開けるといわれることから、次々と神酒樽の上に登っては、足で樽を蹴り壊していく様子は迫力満点。

身を切るような寒さの中ですが、熱気で湯気が立ち上るほどです。

 

樽せりが終わると、お汐井川へ「お汐井(おしおい)取り」に行き、帰りは参拝して一斉に拝殿に駆け上がります。

 

 

花婿を中心に揉み合い、手荒い祝福で地域の一体感を育む。 「婿押し」

 

 

お汐井取りの後、拝殿に駆け上がり、祝い唄を歌いながら、花婿を中心に押しくらまんじゅうのように揉み合います。

これが、「婿押し」(拝殿もみ)です。

婿押しでは、幼児が参加すると健康に育つといわれており、次々と幼児が拝殿に上げられ、肩車されます。

 

拝殿もみが終わると、手洗い鉢周辺に集まり、祝い唄を歌いながら周回する「空もみ」が行われます。

最後に、神前に供えた「若水」を花婿に注ぎ祝福。手打ちをして、一連の行事が終了します。

 

 

 

開催情報

開催日

2023年は1月8日(日) (毎年、成人の日の前日に開催)

※本年度は「宿の行事」のみ開催となります。

(子どもの樽取り、樽せり、婿揉みは中止)

 

開催場所

福岡県春日市春日 春日神社

 

 

前年中に結婚した新郎新婦を、手荒い行事で祝福する、「春日の婿押し」。

その起源がはっきりしないほど古くから伝承されており、子どもの頃から参加し、親しまれることで、地域に無くてはならない行事となっています。

1995年に国の重要無形民俗文化財に指定。

 

 

住所

福岡県春日市春日1-110 (春日神社)

 

アクセス

車 / 九州自動車道「太宰府インター」より約15分

電車 / 西鉄天神大牟田線 「春日原駅」よりバス10分

JR鹿児島本線「大野城駅」より徒歩で約20分

 

 

アクセス