牛窓だんじり
開催日
2022年10月23日(日)開催地
岡山県瀬戸内市牛窓町 牛窓神社氏子地区「牛窓だんじり」みどころ紹介 2022年10月23日 開催
みどころ
日本でも珍しい船形のだんじりが特徴の「牛窓だんじり」。
船首には竜・獅子・麒麟などの彫刻が施され、見る人を圧倒します。
港町として栄えた牛窓町。
江戸時代、朝鮮通信使の寄港地であり、「牛窓だんじり」の彫刻には、その影響が数多く見られます。
美しいフォルムと圧巻の彫刻 「牛窓だんじり」
象徴ともいえる船形のだんじりは、江戸時代末から明治の初めに造られたもの。
古来から優良な木材とされてきた欅材を主材とし、全長は5メートルを超えます。
目を見張るのが、船首に施された竜・獅子・麒麟などの荘厳華麗な彫刻たち。
屋根の欄間に施された浮彫にも注目です。
伝承の太刀振る舞い 「太刀踊」
古式ゆかしい衣装をまとい、大きな刀を振り合わせて舞う「太刀踊」。
合計5人の男児※と囃子方で構成され、大太鼓役は座してカンコ(小太鼓)を打ち、男役は太刀、女役は薙刀を持ってカンコと囃子に合わせて踊ります。
息の合った踊りとカンコが、歴史を未来へと伝えていきます。
※近年は女児も加わっています。
異国風の美しい踊り 「唐子踊」
牛窓紺浦地区に伝わる伝統芸能、「唐子踊」。
唐装束の子どもが、唐歌や小太鼓・笛に合わせて舞う踊りです。
唐歌の歌詞には解読不能な言葉が混じっており、「ヒュー、ホイ」といった掛け声とともに、ミステリアスな雰囲気を醸し出します。
開催情報
開催日
2022年10月23日(日)
開催場所
岡山県瀬戸内市牛窓町 牛窓神社氏子地区
古くは江戸時代に造られた船形だんじり5基が、町内を練り歩きます。
また、伝統ある「太刀踊」や「唐子踊」が奉納されます。
1960年 岡山県の重要無形民俗文化財に指定(太刀踊/唐子踊)
1987年 岡山県の重要有形民俗文化財に指定(牛窓だんじり)
住所
岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓2147 (牛窓神社)
アクセス
車 / 岡山ブルーライン「邑久インター」から約20分
電車 / JR赤穂線「邑久駅」から牛窓行きバス約20分、「牛窓」下車