まつりの遺伝子
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まつりの遺伝子

定納元服・オビシャじょうのげんぷく・おびしゃ

開催日

2023年2月12日(日)

開催地

愛知県愛西市二子町 定納 白山社
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みどころ

満15歳を迎えた若者が、高い櫓に登って元服のお披露目をし、地域で祝う、「定納元服・オビシャ」。

櫓からは、縁起物の餅や菓子がまかれ、集まった人々がこぞって拾い集めます。

但し、別名「ゴミかけまつり」といわれるように、夢中になって餅を拾っていると、大変なことが・・・

 

 

ぐらぐら揺れる高櫓に登り、元服のお披露目。

 

 

 

「定納元服・オビシャ」は、元服を祝うと同時に、大人として地域に迎え入れるための通過儀礼として行われます。

拝殿での神事を終えた満15歳の若者が、境内に設けられた櫓の上に登り、集まった人々にお披露目を行います。

櫓の高さは約5mあり、ぐらぐらと揺れる櫓に登るのは、度胸試し。

苦難を克服できることを証明することで、地域の一員として大人の仲間入りを果たします。

 

 

弓を射ずに餅をまく、全国的にも珍しいオビシャ。

 

 

 

無事にお披露目が終わると、集まった人々に櫓の上から、たくさんの餅や菓子が投げられます。

オビシャというと、「御歩射」といった文字が当てられ、弓を射て1年の豊凶を占う行事が一般的ですが、定納地区のオビシャには「御武者」が当てられ、弓を使わない珍しいもの。

縁起物とされる餅めがけて、参拝客が一斉に餅拾いを始めますが、夢中になって餅を拾っていると、大変なことが・・・

 

 

 

餅や菓子と一緒に何かが降り注ぐ。 別名「ゴミかけまつり」

 

 

 

定納元服・オビシャでは、元服を迎えた若者だけではなく、集まった人々にも試練が。

櫓からまかれた餅や菓子を拾おうとすると、周囲から枯葉や砂などが容赦なく浴びせかけられます。

別名「ゴミかけまつり」とも呼ばれ、賑やかな雰囲気の中、元服をお祝いします。

 

開催情報

開催日

2023年2月12日(日)

※2023年は縮小開催のため、関係者のみで神事を執り行う予定。

 

開催場所

愛知県愛西市二子町 定納 白山社

 

 

満15歳を迎えた若者の元服を、地域が一体となって祝う伝統的な祭り、「定納元服・オビシャ」。

約300年前ごろに始まったとされる神事で、元服を祝うと同時に、一人前の大人として認められるための通過儀礼として行われています。

2000年に現愛西市の無形民俗文化財に指定。

 

 

住所

愛知県愛西市二子町松原9 (定納 白山社)

 

アクセス

車 / 東名阪自動車道「弥富インター」より約20分

電車 / 名鉄尾西線 「六輪駅」より徒歩で約40分

 

アクセス