まつりの遺伝子
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まつりの遺伝子

穂高神社の御船祭りほたかじんじゃのおふねまつり

開催日

2022年9月26日(月)~27日(火)

開催地

長野県安曇野市 穂高神社

日本テレビ「まつりの遺伝子」 9月4日放送

「穂高神社の御船祭り」みどころ紹介 2022年9月26日 開催

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みどころ

穂高(ほたか)神社の御船祭りは、毎年9月26日〜9月27日に行われる例大祭で、クライマックスには船と船を激しくぶつけ合う勇壮な祭りです。

 

海の無い長野県安曇野市で、なぜ船の祭りなのでしょうか?

これは太古の昔、安曇野で暮らしている人たちの祖先が、海洋民族であったといわれているからです。

2009年 長野県無形民俗文化財に指定されました。

 

 

御船と呼ばれる山車(だし)

 

 

御船は安曇野市穂高の各地区で毎年制作されており、大きなものは高さ6m長さ12mにもなります。

大小合わせて5隻の御船があり、2隻は大人船と呼ばれ、残りの3隻は一回り小さな子供船と呼ばれるものです。

 

船体の中心部分はがっしりと太い木で組まれています。

ここには笛や太鼓、鐘などのお囃子(はやし)の青年たちが乗ります。

 

 

 

穂高人形

 

 

御船には様々な歴史を表現する穂高人形が飾り付けられます。

木や藁など昔ながらの材料で作られる穂高人形は、表情や仕草でその歴史の物語を感じることができます。

 

現在は穂高人形を作る人形師が少なくなっており、若い世代の後継者を育てるため、穂高神社の境内で基礎から技術を伝える教室も開かれています。

 

 

 

御船の曳行(えいこう)

 

 

 

船の中のお囃子に合わせて、各町内を曳行する5隻の御船。

田畑のなか曳行する姿は緑が波のように見えます。

各町内を回った後、御船は穂高神社に集まります。

 

 

 

大人船のぶつけ合い

 

 

 

この祭りのクライマックスは、大人船2隻によるダイナミックなぶつけ合いです。

大人船が神前に曳き出されると、お囃子の音が響く中、境内の興奮が一気に高まります。

2隻の船がまるで海上で戦っているように、何度も何度も豪快に突進します。

 

大人船の中ではお囃子の青年たちが演奏を続けます。

揺れに耐えながら、演奏で2隻の戦いを演出します。

 

長野県安曇野市と海との繋がりを、祭りを通して現在に伝えています。

開催情報

開催日
2022年9月26日(月)〜2022年9月27日(火)

 

開催地
長野県安曇野市 穂高神社

 

 

祖先が海洋民族であったといわれている安曇野で暮らしている人たち。
穂高神社の御船祭りは、毎年9月26日〜9月27日に行われる例大祭で、クライマックスには船と船を激しくぶつけ合う勇壮な祭りです。
2009年 長野県無形民俗文化財に指定されました。

 

 

住所
長野県安曇野市穂高6079(穂高神社)

 

 

アクセス
車/長野自動車道「安曇野インター」から約10分
電車/JR大糸線 穂高駅から約3分

アクセス