宝立七夕キリコまつり
開催日
2022年8月6(土)開催地
石川県珠洲市宝立町鵜飼地区みどころ
能登のシンボルと言われる見附島(軍艦島)のある珠洲市宝立町鵜飼地区のキリコ祭り。
高さ14m・重さ2tの巨大キリコは、鉦(かね)や太鼓が打ち鳴らされる中、約100人の若い衆が車輪などをつけず担いで巡行します。
装飾された巨大キリコ
キリコ(切籠)とは切子灯籠(きりことうろう)を縮めた略称で、祭りに華を添える大道具です。
大勢で担ぐために長い担ぎ棒がつき、屋根下四隅に吊るされた七夕飾りの吹き流しや四本柱には大笹を飾るなどの装飾が施してあります。
見附海岸で行われるこの祭りは、七夕盆に先祖を迎えるためのものと言われています。
今年は高さ14mの大キリコが4基、鵜飼川河口広場(通称:キリコ広場)に勢ぞろいし、内2基が動きます。
若い衆が大キリコを担ぐ姿はとても勇ましく活気もあります。
4基が勢ぞろいした大キリコを見上げると、あまりの迫力に圧倒されるほど感動します。
新型コロナウイルス感染防止の観点から今年は海中乱舞を行わないこととなりました。
21時からは花火が打ち上げられます。
夜空に大輪の花火。
この幻想的な空間はため息がもれるほどの美しさです。
開催情報
開催日
2022年8月6日(土)
※本年度は規模を縮小して開催します。
開催地
石川県珠洲市宝立町鵜飼地区
宝立七夕(ほうりゅうたなばた)キリコまつりは、能登のキリコ祭りのなかでも代表的なもののひとつ。
キリコとは巨大な切子燈籠(きりことうろう)のことで、江戸時代から続く能登のキリコ祭りは美意識と純真な祈りの精神を色濃く残す伝統的な祭りです。
毎年、旧暦7月7日(8月7日)に行われていましたが、令和元年から開催日が8月第一土曜日となりました。
2015年に「灯り舞う半島 能登 – 熱狂のキリコ祭り-」の構成文化財として日本遺産に認定されました。
住所
石川県珠洲市宝立町鵜飼川河口広場(通称:キリコ広場)
アクセス
車/能越道「のと里山空港インター」より約40分
電車/JR金沢駅から特急バスに乗り「珠洲鵜飼」で下車・徒歩15分