まつりの遺伝子
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まつりの遺伝子

能登のキリコ祭り輪島大祭のとのきりこまつりわじまたいさい

開催日

2022年8月22日(月)~26日(金)

開催地

石川県輪島市 奥津比咩神社・重蔵神社・住吉神社・輪島前神社

日本テレビ「まつりの遺伝子」 3月12日放送

「能登のキリコ祭り輪島大祭」みどころ紹介 2022年8月22日 開催

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みどころ

輪島大祭は石川県輪島市の4地区の神社の祭礼の総称で、毎年8月22日~26日の5日間にわたり連続して開催されます。

漆塗りで有名な輪島ならではの総漆塗りのキリコ(切籠)といわれる大型の灯籠は豪華絢爛です。

 

22~23日:海士町(あままち)・奥津比咩(おきつひめ)神社の祭礼。

23~24日:河井町(かわいまち)・重蔵(じゅうぞう)神社の祭礼。

24~25日:鳳至町(ふげしまち)・住吉神社の祭礼。

25~26日:輪島崎町(わじまざきまち)・輪島前(わじまさき)神社の祭礼。

 

2015年に「灯り舞う半島 能登 ~熱狂のキリコ祭り~」の構成文化財として日本遺産に認定されました。

 

 

 

奥津比咩神社の祭礼

 

 

本社は輪島沖の舳倉島(へぐらじま)にありますが、現在は海士町にある里宮で行われます。

神輿(みこし)のお渡り祭から始まり、入水神事へ。

袖ヶ浜から神輿が海に入り、沖に向かおうとすると、浜側から子どもたちが神輿に結んだ手綱を引っぱります。

この神輿の“行きつ、戻りつ”が長引くほど豊漁になるといわれています。

 

神輿を担ぐのは顔に紅を塗り、カラフルな腰巻をつけ女装した若者たちです。

この神社の御祭神が女性で、年に一度、輪島の男神に会いに来るという言い伝えがあるからです。

 

 

 

重蔵神社の祭礼

 

 

 

20基を超えるキリコが重蔵神社に次々と集まり奉納を行います。

キリコが集まって太鼓を打ち鳴らすシーンは見応えも十分。

蒔絵などの装飾が施された奴提灯(やっこちょうちん)も見逃せません。

キリコの明かりに照らされ、美しく輝きます。

 

 

この祭礼は重蔵神社の男神と舳倉島(へぐらじま)の女神が会い、新しい御子神が生まれるという伝説に由来します。

200年以上の歴史がある松明(たいまつ)神事は、女神が松明の火を目印に海を渡るとされており、高さ7メートルの大松明に点火されます。

 

 

大松明の最上部は笠のような形をしており、くじきり縄と呼ばれる縄をつけ、その縄を囲むように3本の御幣(ごへい)をさします。

大松明が倒されると3本の御幣を奪い合いが始まります。

 

 

 

住吉神社の祭礼

 

 

 

キリコが次々と住吉神社に集まり奉納後、住吉神社前の交差点付近でキリコが回転します。

回転するキリコと観客との距離も近く、その迫力に圧倒されます。

 

 

宮出しした神輿を天狗や般若の面をつけた打ち手が激しく打ち鳴らす御神事太鼓(ごしんじだいこ)が先導し、4~5mの竹の先に灯籠をつけた笹キリコがお供をします。

松明神事を行う輪島川の三角州へ向かう途中、橋の上を神輿やキリコが走り出します。

その走りは豪快そのもの。

 

 

三角州にキリコが勢ぞろいした後、重蔵神社の祭礼と同じく松明神事が行われ、御幣を奪い合いが行われます。

 

 

 

輪島前神社の祭礼

 

 

 

大漁と海上安全を願う鯛や海老の形をした神輿が、キリコをお供に町内を隈なく練り回ります。

クライマックスは、お祭り広場で行われる松明神事です。

港には大漁旗を掲げた漁船が勢ぞろいし、華を添えます。

 

 

開催情報

開催日
2022年8月22日(月)~8月26日(金)

 

開催地
石川県輪島市 奥津比咩(おきつひめ)神社・重蔵(じゅうぞう)神社・住吉神社・輪島前(わじまさき)神社

 

 

5日間にわたり4地区の神社の祭礼が、2日間ずつ連続して開催されます。

22~23日:海士町(あままち)・奥津比咩(おきつひめ)神社の祭礼。
23~24日:河井町(かわいまち)・重蔵(じゅうぞう)神社の祭礼。
24~25日:鳳至町(ふげしまち)・住吉神社の祭礼。
25~26日:輪島崎町(わじまざきまち)・輪島前(わじまさき)神社の祭礼。

2015年に「灯り舞う半島 能登 ~熱狂のキリコ祭り~」の構成文化財として日本遺産に認定されました。

 

 

 

住所
石川県輪島市海士町・河井町・鳳至町・輪島崎町

 

アクセス
車/能越自動車道「穴水インター」から23km
バス/JR金沢駅から輪島特急バスで2時間30分

アクセス