白髭神社の奉射祭
開催日
2023年1月7日(土)開催地
神奈川県小田原市 白髭神社みどころ
神奈川県小田原市の白髭神社で行われる奉射祭には、800年以上の歴史があります。
毎年1月7日に行われる神事で、狩衣姿(かりぎぬすがた)の射手2人が境内に作った的に向かって7本の矢を放ちます。
古式にのっとり行われる新年の神事で、的中した矢の数で五穀豊穣の吉凶を占います。
1981年 小田原市の無形民俗文化財にも指定されました。
7本の矢で豊作を占う
奉射祭はその年が豊作かどうかを占う神事です。
以前は日の出とともに行われていましたが、現在は午前10時から行われます。
この神事の射手は代々、白髭神社の神主だった「小宮家の当主」と「小宮家分家の当主」が行うことになっています。
神前に狩衣姿の2人の射手が宮司からお祓いを受けます。
狩衣とは平安時代以降の公家の普段着であり、狩りに行くときなどに着用されるものでした。
境内には竹で編んだ直径約2m・手書きで16周の渦巻きが書かれている手作りの的が用意されます。
的の上・左・右には椿の木で作った「ツバメ」と呼ばれる3体の鳥型をつるします。
的までの距離は約14mです。
・小宮家の当主が3本矢を射ます
・小宮家分家の当主が3本矢を射ます
・小宮家の当主が1本矢を射ます
最後の矢が放たれると「ツバメ」を奪い合う「的破り」が行われます。
この「ツバメ」を家の玄関などにつるしておくと、魔除けとなり幸運に恵まれるといわれています。
以前は大人も参加していましたが、現在は小学生低学年以下の子どもたちで行われています。
開催情報
開催日時
2023年1月7日(土) 10:00~
開催場所
神奈川県小田原市 白髭神社
毎年1月7日に行われる神奈川県小田原市の白髭神社で行われる奉射祭。
800年以上の歴史がある神事で、狩衣姿(かりぎぬすがた)の射手2人が境内に作った的に向かって7本の矢を放ちます。
古式にのっとり行われる新年の神事で、的中した矢の数で五穀豊穣の吉凶を占います。
1981年 小田原市の無形民俗文化財にも指定されました。
住所
神奈川県小田原市小船669
アクセス
車/小田原厚木道路「二宮インター」から約2km
電車/JR東海道本線 二宮駅から約4km バス停「下中駐在所前」下車 徒歩2分