第24回北本市郷土芸能大会
開催日
2023年2月19日(日)開催地
埼玉県北本市文化センター 大ホールみどころ
埼玉県の北本市郷土芸能大会は「未来へつなごう伝統の響き」をテーマに、1999年から開催されています。
囃子・獅子舞・剣武など、北本市内で活動する団体による郷土芸能の数々が披露されます。
本年度は、北本市文化センター 大ホールで5つの団体が披露します。
本年度の出演団体
北中丸囃子連
明治20年代、当時の上平村西門前(現在の埼玉県上尾市)から、お囃子を伝授されたのが始まりと伝えられています。
市内の囃子連の中では 「木ノ下流」が多い中、唯一「杉山流」を保持しています。
現在は中丸氷川神社を中心に、祝太鼓春季例祭祇園祭などでも披露しています。
【囃子】
系統:神田囃子杉山流
活動拠点:中丸氷川神社
演目:祭囃子・静か物・ひょっとこ囃子
顕揚会(けんようかい)
大正時代初期に日比野雷風により創案された神刀流の剣武を上手(うわで)地区で導入し、地域の青少年の精神修養と身体健康を目的に活動を始めました。
現在は後継者育成に努めています。
【剣武】
系統:神刀流
演目:詩吟伴奏による剣武
北本宿囃子連
明治16年頃に桶川市上日出谷の人たちから神田囃子・木ノ下流、その中の松山流と呼ばれる江戸囃子を伝習し、今に伝えています。
獅子舞は大正7年に川越の丸一大神楽師より伝授され、現在は12 代目に引き継がれ活動しています。
【囃子・獅子舞】
系統:神田囃子松山流
活動拠点:本宿天神社
演目:獅子舞(幣舞・蝶舞・蚤取り・おかめの羽根つき・ひょっとこの獅子釣り等)
北本四丁目囃子連
昭和50年代に子供会から、「夏祭りには太鼓を叩きたい」という要望を受け、上手囃子保存会から師匠を招き練習を始めたのがきっかけとなり、昭和57年に結成されました。
以来30年以上にわたり、町内の子どもたちと共に祭囃子を練習しています。
他の団体に比べると歴史は浅いのですが、士気も高く、より高い技術の習得に努めています。
【囃子】
系統:神田囃子木ノ下流
演目:祭囃子全般・万作踊り
荒井囃子保存会
江戸時代後期から伝わる地囃子と大正8年に習得した江戸神田囃子の流れをくむ木ノ下流囃子の保存と普及に努めている団体です。
現在は地元の須賀神社の大祭祇園祭をはじめ、節分祭や正月の朝囃子など賑やかに奏されています。
【囃子】
系統:神田囃子木ノ下流
活動拠点:須賀神社
演目:木ノ下流囃子(屋台囃子)・荒井の地囃子(祇園囃子など)
開催情報
開催日
2023年2月19日(日) 13:00~
開催場所
埼玉県北本市文化センター 大ホール (入場無料)
13:00 開会式
13:20 演目開始
第一演目 北中丸囃子連(北中丸の祭囃子)
第二演目 顕揚会(顕揚会剣武)
第三演目 北本宿囃子連(本宿天神社獅子舞)
第四演目 北本四丁目囃子連(祭囃子)
最終演目 荒井囃子保存会(荒井の祭囃子)
15:20 閉会式
住所
埼玉県北本市本町1-2-1
アクセス
車/関越自動車道「東松山インター」から約15km
電車/JR高崎線 北本駅西口下車 徒歩で約10分