まつりの遺伝子
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まつりの遺伝子

少林山七草大祭だるま市しょうりんざんななくさたいさいだるまいち

開催日

2023年1月6日(金)・7日(土)

開催地

群馬県高崎市 少林山達磨寺(しょうりんざんだるまじ)
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みどころ

群馬県高崎市の少林山達磨寺(しょうりんざんだるまじ)では、毎年1月6日~7日に「少林山七草大祭だるま市」が行われます。

縁起だるま発祥の寺として有名な少林山達磨寺。

約240年前、9代目住職東嶽和尚(とうがくおしょう)が天明の大飢饉から農民たちを救済するために、「一筆達磨札」をもとに木型を彫り農家の副業になるように、張り子のだるまの作り方を伝授しました。

そのだるまを開創当時から受け継がれる七草大祭星祭の縁日に、縁起物として売り出したのが「少林山七草大祭だるま市」の始まりです。

 

 

七草大祭星祭(ななくさたいさいほしまつり)

 

 

七草大祭星祭は、約330年前の少林山達磨寺の開創当時から受け継がれる正月七草の伝統行事です。

正月7日午前2時は、少林山達磨寺本尊・北辰鎮宅霊符尊(ほくしんちんたくれいふそん)光臨(こうりん)の吉日で、6日の前夜祭から縁日として夜通し行われます。

 

 

毎年、その“ご利益”を求めて数十万人の参拝者で賑わいます。

だるまが作られるようになると、「少林山七草大祭だるま市」も同時に行われるようになりました。

 

 

 

縁起だるま

 

 

約240年前に東嶽和尚が伝授して作るようになった張り子だるまは、現在は「縁起だるま」と呼ばれるようになりました。

その特徴は、まゆ毛は鶴が向かい合い、鼻から口ひげは亀が向かい合った鶴亀の顔で、顔の両側には家内安全や商売繁盛などの願いごとが記されています。

お腹には大きく福入りと書かれています。

縁起の良い鶴と亀を顔に表現している「縁起だるま」は、少林山達磨寺が発祥の地です。

 

 

 

 

ブルーノ・タウト

 

ブルーノ・タウトは、画帳「桂離宮」・「ニッポン」・「日本の家屋と生活」・「建築芸術論」・「日本文化私観」などの著作を通して、日本建築の自然と調和した美しさ、日本文化の素晴らしさを世界的に知らしめたドイツ人建築家です。

1934年から約2年間、少林山達磨寺で過ごしました。

また、映画監督の黒澤明が「達磨寺のドイツ人」というブルーノ・タウトを主人公にした物語を書きました。

現在も少林山達磨寺には、ブルーノ・タウトが暮らした住居・洗心亭が残っています。

開催情報

開催日
2023年1月6日(金)~7日(土)

 

 

開催場所
群馬県高崎市 少林山達磨寺(しょうりんざんだるまじ)

 

 

住所
群馬県高崎市鼻高町296

 

 

アクセス
車/関越自動車道「高崎インター」・「前橋インター」、上信越自動車道「藤岡インター」・「松井田妙義インター」それぞれから約30分
電車/JR信越本線 群馬八幡駅から徒歩で約20分

アクセス