角田流大谷獅子踊り
開催日
2022年8月31日(水)開催地
山形県西村山郡朝日町大谷みどころ
獅子踊りとは獅子や鹿をかたどった頭(かしら)をかぶって踊る芸能のこと。
この角田流獅子踊り(かくたりゅうししおどり)は、山形県西村山郡朝日町大谷に伝わる獅子踊りです。
大谷村の神官(しんかん)白田外記が仙台藩角田村より切幕獅子を取り入れたのが由来とされています。
現在は、送り盆(8月15日)では永林寺で仏の供養、大谷風神祭(8月31日)では豊作祈願で踊りを披露しています。
1991年に山形県無形文化財に指定されました。
踊りの構成
角田流大谷獅子踊りは「踊る人」・「太鼓をたたく人」・「笛を吹く人」の構成です。
「踊る人」は、牡獅子(おじし)・牝獅子(めじし)・友獅子(ともじし)の3頭1組の獅子です。
「太鼓をたたく人」は4人。
上部に日天・月天・星型の飾りのある角花箱笠というものをかぶり、赤い垂れ幕で顔を覆いながら動作を交えて太鼓をたたきます。
「笛を吹く人」は5人で菅笠(すげがさ)をかぶっていて、歌も歌います。
演目は十数曲あり、毎年数曲を選んで踊っています。
大谷風神祭(おおやふうじんさい)
この祭りは約250年の歴史があり、毎年8月31日の白山神社で行われます。
稲を始めとする農作物に風雨の災いが無く、天候の順調と五穀豊穣を祈る風祭りです。
ここでは豊作を祈願して角田流大谷獅子踊りが披露されます。
歴史と伝統を継承しながら、大谷地区の融和と活性化に貢献しています。
開催情報
開催日
大谷風神祭
2022年8月31日(水)
開催地
山形県西村山郡朝日町大谷
角田流大谷獅子踊り(かくたりゅうおおやししおどり)は、山形県西村山郡朝日町大谷に伝わる獅子踊りで、江戸時代後期の文化年間(1804~1818年)大谷村の神官(しんかん)白田外記が仙台藩角田村より切幕獅子を取り入れたのが由来とされています。
大谷風神祭では豊作祈願で踊りを披露しています。
1991年に山形県無形文化財に指定されました。
住所
山形県西村山郡朝日町大谷
アクセス
車/山形自動車道「寒河江インター」から20分
電車/JR左沢線(あてらざわせん)左沢駅より車で15分