羽黒山八朔祭
開催日
2022年8月31日(水)~9月1日(木)開催地
山形県鶴岡市羽黒町 羽黒山「羽黒山八朔祭」みどころ紹介 2022年8月31日 開催
みどころ
みどころ
毎年8月31日の朝から9月1日の早朝にかけて行われる羽黒山八朔祭。
この時期は稲の実がなる頃であり同時に台風がくる時期でもあるため、無事に実るよう五穀豊穣を祈るお祭りです。
8月31日の朝から神賑わい行事として学童相撲大会や奉納剣道大会、夕刻より盆踊り大会など開催され午後10時より御開祖 蜂子皇子(はちのこのおうじ)を祀る蜂子神社(はちこじんじゃ)において例祭が斎行されます。
また、蜂子神社例祭と同時刻、8月26日から始まる山伏修行(やまぶししゅぎょう)「秋の峰」を締めくくる火祭り大柴燈祭(だいさいとうさい)が蜂子神社前の護摩壇(ごまだん)で行われます。
※現在は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、一般からの修行参加は受け付けておりません。
また、学童相撲大会や奉納剣道大会、夕刻より盆踊り大会も中止しております。
蜂子神社例祭・大柴燈祭も2022年は午後6時からの御斎行です。
大柴燈祭
午後10時頃になると「秋の峰」で山伏修行を積んだ修行者たちが、蜂子神社前に到着します。
その後、蜂子神社向かいにある護摩壇に火が放たれ、盛大に護摩を焚く大柴燈護摩(だいさいとうごま)が行われます。
「秋の峰」を10回以上経験した修行者たちが約4メートルの棒(火箸)で護摩壇を突く火箸(ひばし)神事は圧巻です。
体を半回転させながら火柱を突くたびに法螺貝(ほらがい)が吹き鳴らされ、夜空を焦がします。
日付が変わって9月1日午前0時頃からは、三神合祭殿(さんじんごうさいでん)へと移り、田面祭(でんめんさい)が行われ五穀豊穣を祈願します。
秋の峰
出羽三山(ではさんざん)は羽黒山(はぐろさん)・月山(がっさん)・湯殿山(ゆどのさん)の総称で、1400年を超える歴史の中で育まれた類まれなる信仰形態をもつ修験道の山です。
江戸時代から「西の伊勢参り・東の奥参り」と称されるほど人気が高く、「西の伊勢神宮を参拝したら、東の奥(出羽三山)にも参拝しなさい」といわれてきました。
毎年8月26日正午過ぎより始まる「秋の峰」入りは、全国より160名程の参加者がありその修行者たちの行列が貝の音を響かせながら羽黒山の2446段の石段を登り、神々を拝しながら峯中堂(ぶちゅうどう)と呼ばれる行屋に籠り1週間の修行に臨みます。
荒行などを積んできた修行者は、最終夜に御開祖蜂子(はちこ)神社前の護摩壇で大柴燈祭(火祭り)を斎行し、峯中堂に戻ります。
9月1日の満願の日、最後の秘所を駆け山伏たちは出生(でなり)と呼ばれる儀式を経て生まれ変わりを果たします。
開催情報
開催日
2022年8月31日(水)~9月1日(木)
開催地
山形県鶴岡市羽黒町 羽黒山
毎年8月31日の朝から9月1日の早朝にかけて行われる祭り。
この時期は稲の実がなる頃であり同時に台風がくる時期でもあるため、稲が無事に実るよう五穀豊穣を祈ります。
住所
山形県鶴岡市羽黒町手向字羽黒山
アクセス
車/山形自動車道「庄内あさひインター」より車で40分
電車/JR羽越本線 鶴岡駅より羽黒山頂行きバスで50分
8/31~9/1は庄内交通の臨時バスが運行いたします。
詳しい時刻はこちらをご覧ください。