花輪祭(花輪ばやし)
開催日
2022年8月19日(金)~20日(土)開催地
JR花輪線の鹿角花輪駅前ほか日本テレビ「まつりの遺伝子」 7月31日放送
「花輪祭(花輪ばやし)」みどころ紹介 2022年8月19日 開催
みどころ
花輪ばやしは、市街地の東約3.5キロに位置する幸稲荷神社(さきわいいなりじんじゃ)の「祭礼ばやし」として現在に引き継がれ、祭礼ではお囃子が奉納されてきました。
8月19日の夕方、御旅所(おたびしょ)で祭り開始の挨拶が行われ、「サンサ」と呼ばれる手締め式が終わると、参加している全10町内の自慢の屋台が駅前広場へ向かってパレードが始まります。
10の屋台が集合する圧巻の駅前運行
スタートから約2時間。
10の屋台が駅前広場に集合。
町おどりも披露され駅前は祭り特有の熱気に包まれます。
豪華な屋台、迫力あるお囃子の音色、そして演奏する人の気迫が見事に調和した花輪ばやしの一つの大きなみどころと言えます。
朝詰運行
8月20日未明、暁闇をついて行われる朝詰運行は花輪ばやし最大のみどころです。
駅前運行が終わると、屋台とお囃子に加えて踊り手も引き連れた壮大な「朝詰運行」がはじまり、それぞれの町内まで帰っていきます。
華麗な屋台が町内を練り歩き、枡形と呼ばれる神輿の控え所に詰める様子は豪華絢爛。
他の町内を通過する際は、町内の代表による「町境の挨拶」が行われます。
早朝に枡形で行われる奉納演奏はお囃子とは違い、神前で荘厳な雰囲気の伝承曲が奏でられます。
赤鳥居行事
2日目の昼間は各町内で「門付け」と呼ばれる屋台巡行が行われています。
夜になると再び駅前広場に屋台が集結し、熱い演奏と優雅な踊りを披露します。
そして赤鳥居へ詰め、最後のサンサを行う「赤鳥居行事」。
御神体を返し、神様に挨拶をして2日間にわたるこの年の花輪ばやしの祭典の幕がおろされます。
開催情報
開催日
2022年8月19日(金) 御旅所詰出発、駅前行事
2022年8月20日(土) 朝詰パレード、駅前行事、赤鳥居行事
開催地
JR花輪線の鹿角花輪駅前ほか
2014年「花輪祭の屋台行事」として国指定重要無形民俗文化財に指定された「花輪ばやし」は毎年8月19日・20日に行われます。
起源は平安末期と言われ、豪華絢爛な10台の屋台が優雅かつ力強いお囃子と共に夜通し町を練り歩く祭礼です。
アメリカ・フランス・中国など海外でも高い評価を受けています。
2016年「山・鉾・屋台行事」の1つとしてユネスコ無形文化遺産に登録されました。
住所
秋田県鹿角市花輪下中島(鹿角花輪駅)
アクセス
車 /東北自動車道「鹿角八幡平インター」より約5分
電車 / JR花輪線 鹿角花輪駅