伊豆山神社梵天奉納祭
開催日
2023年2月11日(土・祝)開催地
秋田県大仙市花館地区各町内・伊豆山神社日本テレビ「まつりの遺伝子」 1月15日放送
「伊豆山神社梵天奉納祭」みどころ紹介 2023年2月11日 開催
みどころ
秋田県大仙市(だいせんし)花館(はなだて)地区で160年以上前から続く伊豆山神社梵天奉納祭は、毎年2月11日に行われます。
全国で多くの梵天行事があるなか、唯一、川を渡って奉納することから「川を渡るぼんでん」として知られています。
若衆の持つ梵天が悪疫退散・家内安全・子孫繁栄・五穀豊穣などを願い、各町内を練り歩きます。
廻った後は、一の鳥居をくぐり、雄物川を渡し舟で渡り対岸の伊豆山頂上の伊豆山神社本宮を目指します。
1999年 大仙市指定無形民俗文化財に指定されました。
梵天(ぼんでん)
大きな御幣(ごへい)のこと。
大きな幣串(へいぐし)に和紙を取り付けた形式は、御幣の古い形態として東北で多くみられます。
川を渡るぼんでん
祭りの当日、若衆が掲げる梵天は、朝早くに各町内の会所を出発します。
歳祝いの人がいる家や新築した家々を中心に、町内を1軒ずつ廻りお祝いと厄をからめとるお祓いをし、悪疫退散・家内安全・子孫繁栄・五穀豊穣などを祈願します。
その後、一の鳥居を目指し、一の鳥居を通り抜けたあとは、秋田県一の河川である雄物川の舟の渡し場に向かいます。
昔ながらの渡し舟で川を渡り、対岸の伊豆山の頂上・伊豆山神社本宮を目指します。
これが「川を渡るぼんでん」といわれる所以です。
十数本の梵天が標高207mの伊豆山神社を目指す途中の伊豆山中腹では、重い梵天を立てて急坂を登っていきます。
山頂の伊豆山神社本宮に着いたのち、梵天唄を唄い、社殿内で威勢よく揉み合いをし、梵天を納め祈念します。
梵天唄
あの山の頂上あたりに建物(社殿)が見えませんか?
あそこまで梵天を運ぶんです。
標高は207メートルくらいなんですが、結構キツイ斜面です。
夏場でも歩いて30分くらいかかりますが、祭りの時は雪も積もっていて足場も悪いので、社殿までは1時間くらいかかります。
そう話すのは、伊豆山神社 宮司の三浦利規(みうら としのり)さんです。
あの建物(社殿)の天井の高さは3メートルくらいあり、梵天を立てられる高さです。
人も数十人は入れます。
山を登って社殿に入り、梵天唄を唄って、揉み合いをした後に奉納するんです。
梵天唄の歌詞
この梵天唄をそれなりに唄える人が少なくなってきているので、唄えることで祭りに参加してくれてる人もいます。
ただ歌詞は覚えていなくても、このように細かく、どこでどの歌詞を唄うか書いてあるんです。
でも間違えても、アドリブでもいいんです。笑
梵天は毎年新しくなり、制作は12月から始まります。
「今日も佐野町の町内会長さんが、梵天の制作依頼をしにきているよ」と話すのは、50年以上梵天職人をやっている加賀谷久孝さんです。
「梵天はこの地区のシンボルだからね」と話すのは、佐野町の町内会長 草薙俊彦さん。
この祭りは男の祭りであり、若者同士の親睦をはかる場でもあると言います。
しかし、揉み合いの激しさはかなりのものだそうです。
「社殿の中で行われる揉み合いは一番の盛り上がり。一見の価値はあります。」と三浦宮司。
左から
佐野町町内会長 草薙俊彦さん
伊豆山神社宮司 三浦利規さん
梵天職人 加賀谷久孝さん
開催情報
開催日
2023年2月11日(土)
開催場所
秋田県大仙市(だいせんし)花館(はなだて)地区各町内・雄物川渡船場・伊豆山神社
160年以上前から続く伊豆山神社梵天奉納祭は、毎年2月11日に行われます。
全国で多くの梵天行事があるなか、唯一、川を渡って奉納することから「川を渡るぼんでん」として知られています。
若衆の持つ梵天が悪疫退散・家内安全・子孫繁栄・五穀豊穣などを願い、各町内を練り歩きます。
廻った後は、一の鳥居をくぐり、雄物川を渡し舟で渡り対岸の伊豆山頂上の伊豆山神社本宮を目指します。
1999年 大仙市指定無形民俗文化財に指定されました。
住所
秋田県大仙市花館揚の森1番地(伊豆山神社本宮)
アクセス
車/秋田自動車道「大曲インター」から約9km
電車/JR秋田新幹線・奥羽本線・田沢湖線 大曲駅から約5km・車で約10分