まつりの遺伝子
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まつりの遺伝子

鬼沢のハダカ参りおにざわのはだかまいり

開催日

2023年1月22日(日)

開催地

青森県弘前市 鬼神社(おにじんじゃ)

「鬼沢のハダカ参り」みどころ紹介 2023年1月22日 開催

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みどころ

青森県弘前市の鬼沢地区では、毎年旧正月の元旦に鬼神社(おにじんじゃ)をはじめとする地元の社や祠にハダカ参りをし、地元住民が協力して編み上げる大しめ縄を奉納して五穀豊穣と家内安全を祈願します。

鬼沢のハダカ参りには、400年以上の歴史があり、2002年には弘前市の無形民俗文化財に指定されました。

極寒の中、ふんどし姿で冷水につかる「水垢離(みずごり)の儀」を見ようと、毎年多くの見物客が鬼神社の境内を埋め尽くします。

 

 

水垢離の儀

 

 

 

 

 

 

大しめ縄を奉納し、神仏に祈願する前に鬼神社の境内で行われる儀式です。

心身を清めるために、冷水で満ちた大樽の中にふんどし姿の男たちがつかります。

樽から出ると列の最後方にある焚火で暖を取り、再び大樽の中につかるという行為を繰り返します。

その背後ではお山参詣登山囃子が演奏され、見物客を盛り上げます。

 

 

 

 

 

2021年と2022年は新型コロナウイルス感染防止のため「水垢離の儀」は中止になりました。

鬼沢公民館 館長の工藤信さん。

 

 

コロナ禍の前は、毎年30~40名が「水垢離の儀」をやっていました。

県外からの参加者や外国人の参加者もいました。

年齢制限も無いので、親子でやった参加者もいました。

今年はまだコロナの感染リスクもあるので、弘前在住の18名くらいを目安に募集しようと思っています。

弘前市内には大学もあるので、毎年参加希望をする学生も多いんです。

 

 

 

ハダカ参り

 

 

 

 

「水垢離の儀」が終わると大しめ縄や供物をかつぎ、登山囃子に合わせサイギサイギと唱えながら鬼沢地区内を練り歩きます。

その姿は壮観で、貴重な伝統行事です。

 

 

 

 

約20kgある大しめ縄を1週間以上かけて、地元住民が協力して編み上げ準備をします。

地域の小学校では体験学習としても取り入れられています。

 

 

 

鬼神社

 

 

鬼神社の神事は全て旧暦で行います。

宵宮・大祭・例祭などがあり、旧暦1月1日の「鬼神社しめ縄奉納裸参り」が、鬼沢のハダカ参りです。

鬼神社の鬼神様は心優しい鬼なので、扁額(へんがく)の「鬼」の文字にはツノがありません。

拝殿の扁額の隣には鬼伝説にある、鬼が水路を築くときに使用したという大きな農具を模した額が飾られています。

節分には鬼神社に全国の鬼が集まるといわれており、鬼沢地区では節分に豆まきをせず「福は内、鬼も内」と掛け声をかけます。

門松を立てたり端午の節句に菖蒲を飾ったりする風習もありません。

※引用元:弘前移住情報サイト 弘前ぐらし「津軽の鬼伝説ツアーに参加してみた」

 URL:https://www.hirosakigurashi.jp/2022/0912/7221/

 

 

 

 

開催情報

開催日
2023年1月22日(日)

 

 

開催場所
青森県弘前市 鬼神社(おにじんじゃ)

 

 

青森県弘前市の鬼沢地区では、毎年旧正月の元旦に鬼神社(おにじんじゃ)をはじめとする地元の社や祠にハダカ参りをし、地元住民が協力して編み上げる大しめ縄を奉納して五穀豊穣と家内安全を祈願します。
極寒の中、ふんどし姿で冷水につかる「水垢離(みずごり)の儀」を見ようと、毎年多くの見物客が鬼神社の境内を埋め尽くします。
鬼沢のハダカ参りには、400年以上の歴史があり、2002年には弘前市の無形民俗文化財に指定されました。

 

 

住所
青森県弘前市鬼沢菖蒲沢

 

 

アクセス
車/東北自動車道「大鰐弘前(おおわにひろさき)インター」から約22km
電車/JR奥羽本線・弘南鉄道弘南線 弘前駅から車で約30分(13km)

アクセス